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  • 脈診流経絡治療で、健康的な毎日を。

    当院は東洋医学による鍼灸治療、その中で「脈診流経絡治療」を用いて治療いたします。

    治療の目的は決して、局所の症状だけを対象とした治療ではありません。
    「生命力を強化し、体質改善をめざした治療」です。

    当院に来院される患者さんの中には、様々な症状を訴えられる方が多く来られます。
    例えば、24歳女性事務員の例ですが「半年前より目が翳み、肩こりがあり、寝つきが悪く眠りが浅い。食欲も無く嘔気がする。また椅子が合わないのか腰が痛い。生理の前には更に悪化する。生理痛があり、生理不順で遅れ気味、足が冷える」等と訴えてきました。

    この場合、病院へ行きますと、目の翳みは眼科、食欲不振と嘔気は内科、腰痛は整形外科、生理痛や生理不順は婦人科となり、各科を回され、検査の結果「何所も悪く無いです」などと言われることがよくあります。

    これに対して、東洋医学では病気は、14本ある経絡を流れる気血の変調と説明しています。
    そうして経絡上にある経穴(ツボ)に鍼灸治療を施し、気血の流れを調整することによって、自然治癒力が高まり、改善に導きます。

    当院では、このような東洋医学の考えによる脈診流経絡治療により、病気の治療と予防健康の保持増進を行います。 体に優しい脈診流経絡治療で健康な毎日をお過ごしできるようサポートいたします。 「何となく身体がだるい・・・」と些細なことでもお悩みの方はお気軽にご相談ください。

治療方針

  • 診察時のお願い

    正しい診断と治療を行うために、どのような些細な症状もお話しください。

  • 全身治療

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    東洋医学では、病は体全体(経絡)の不調和によって発症すると考えており、この経絡を調整することによって、自然治癒力が強化され、病が根っこから治るとされております。
    患者さんの中には「肩がこるので、肩に鍼を刺してください」とか、「腰が痛いので腰に鍼を刺してください」などと言われる方がおられますが、当院では、局所の症状であっても、手足のツボを使って全体を調整します。

  • 治療間隔

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    体質や病状によって、治療間隔は異なりますので、当院の指示に従ってください。
    調子が良いからといって自己判断で治療間隔をあけると、病気の回復を遅らせることもあります。
    また、健康の保持増進や病気の予防を目的に通われる方も多くおられますが、このような場合、月2回程度の治療をお勧めします。

  • 瞑眩(めんげん)について

    漢方では瞑眩と言いますが、治療後一時的に体がだるくなったり、症状が烈しくなったような感じがすることがあります。
    これは病気が治るために必要な反応なのです。このとき、治療を断念される方がおられますが、まことに残念です。
    自己判断せずにお気軽にご相談ください。

  • 使用鍼について

    当院は、全てディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)を使用しておりますので、ウイルスや細菌に感染することはありません。

梅木はり灸院 TEL:078-976-4911
受付時間表